MLM最前線 意気盛ん、成長軌道めざす外資

体験型拠点を開設、戦略アイテムを投入



▲六本木にブランド体験型施設をオープンしたRimanの累計登録は3万人超に(写真はテープカットセレモニーの模様)


▲ニュースキンは、栄養状態をチェックできる小型スキャナー「PRYSM iO」(=写真)の段階的普及を進める


▲シャクリーは、プロテイン摂取の習慣化などを狙いにスープタイプのプロテイン「レストレ」(=写真)を投入
 成長軌道を目指す外資MLMの動きが活発だ。RimanJapanは、ブランド体験型拠点の開設で新規登録に弾みをつける。ニュースキンジャパンと日本シャクリーは、スポンサリング活動の推進や主力品のユーザー層の拡大を目的に、戦略アイテムの活用を進める。3社の取り組みを紹介する。

RIMAN


 韓国RIMAN(リマン)社の日本法人であるRimanJapan(東京都港区)は、サロンスタイルのブランド体験型施設を都内六本木に開設。10月19日より運営を開始した。近年上陸した外資の中では、かなりのスピードで会員を増やしており、累計登録数はすでに3万を超えている。拠点開設で更に弾みをつける。
 昨年12月、登録受付とOTG販売の開始に合わせて実施したプレオープンイベントは、東京・大阪の2会場で計約1100名を動員。11月20日〜21日のグランドオープンイベントは1500人の参加を見込む。
 好調な新規と高いリピート率を背景に、4月までに黒字経営に移行。新施設の運営費は日本法人の利益で賄っている。
 10月16日の開設イベントは延べ280人が来場。

ニュースキン


 9月14日〜16日の3日間、世界大会の「グローバルライブ」がKアリーナ横浜で行われたニュースキンジャパン(東京都港区)。ここで、米国本社の経営陣より、今後の事業政策の柱の一つとして、栄養状態をチェックできるスキャナーの活用推進が示された。スポンサリング活動をサポートする重要なビジネスツールとして、日本でも段階的な普及が進められる。
 同社におけるスキャナーの歴史は長い。日本は04年に初代モデルを投入。機器のスリム化やチェック時間の短縮などをともなうモデルチェンジが行われてきた。

シャクリー


 各種大豆プロテインシリーズを販売する日本シャクリー(東京都新宿区)は10月10日、同社として初となるスープタイプを発売した(3面記事参照)。毎日の食事に取り入れやすい形態とすることで、プロテイン摂取に関心の薄い層を開拓する狙い。年2回、シーズン毎に投入する限定製品にも位置付ける。
 昨年、創業50周年を迎えた同社を代表する製品「インスタントプロテイン」は、水等に溶かして飲むパウダータイプとなる。
 様々なフレーバーを展開し、5年前には大型リニューアルに着手。味のバランスや口当たりを見直して飲みやすさを高め、パッケージも一新した。個々の好みや時代のトレンドにマッチさせるため随時、見直しを図ってきた。
 近年は、パウダータイプより手軽に口にしてもらえる製品として、21年にクッキータイプの「ベイクド」、22年にドリンクタイプの「クイック」をラインナップに追加。


(続きは2026年11月5日号参照)