東京都・25年度の消費者相談件数

訪販3年連続増、太陽光・蓄電池2割増
マルチは微増、減少傾向変わらず



東京都がこのほどまとめた2025年度の「消費生活相談年報」によると、販売購入形態別の相談件数(苦情・問合せ・要望の合計)は、訪問販売が3年連続の増加、マルチ(まがい)商法が件数ベースで微増だった(グラフ参照)。前年度に続き、訪販は住宅設備・機器関連のトラブルが目立ち、マルチはSNS経由の副業などが見られた。
 訪販の相談件数は前年度比で4.3%増の1万2793件。過去10年(16〜25年度)で最多となった。
 相談の多かった商品・役務の上位3品目は�@「役務その他」が2266件�A「工事・建築・加工」が1944件�B「修理・補修」が1688件。�@〜�Bで全体の約46%を占めた。
 内訳は、�@で最も多かったのが「役務その他サービス」の1102件。分電盤(ブレーカー)や給湯器の無料点検をもちかける手口が目立った。その他は、解錠や廃品回収がみられた。
 �Aは電気・衛生設備・屋根の工事が目立った。�Bはトイレ詰まり解消などがみられた。
 年報では、訪販の中でも増加が特に顕著だったトラブルとして、ソーラーシステム(太陽光発電)・蓄電池、カギの解錠、トイレの詰まり解消、ロードサービスの4つを列挙。
 このうち、約2割増の1049件に達したソーラーシステム・蓄電池は、21年度以降の5年間で5.7倍に激増。


(続きは2026年11月5日号参照)